2006年04月23日

Vフォー・ヴェンデッタ

▼監督: ジェイムズ・マクティーグ
▼出演: ナタリー・ポートマン、ヒューゴ・ウィーヴィング、スティーブン・レイ、ジョン・ハート 他
▼英題: V for Vendetta
▼公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/vforvendetta/

近未来、第3次世界大戦の後、イギリスは独裁国家と化していた。
ある夜、外出禁止令を破ったイヴィーは警察に拘束されそうになるが、Vと名乗る仮面の男に救われる。

Vの隠れ家に招かれたイヴィーは、冷静で教養がある紳士であることを知る。しかし、Vの正体は謎に包まれていた。ただ一点明らかなのは、恐怖政治を行う現政権の転覆を企てていること。
彼は裁判所を爆破し、テレビ局を占拠すると、電波で市民に呼びかけた。11月5日に国会議事堂に集結し、政府の圧政から立ち上がろう、と。

その日は遠い昔、同じく政府の圧政に立ち向かおうと、国会議事堂爆破を計画していたレジスタンスが一斉検挙された日だった。首謀者の名前から「ガイ・フォークス・デー」と呼ばれ、Vの行動は彼らの計画の再現だったのだ。

また、Vは復讐者として政府要人の暗殺も実行していた。彼の行動を忌避したイヴィーは隠れ家を出るが、恋人宅を訪れていたときに警察の襲撃を受ける。
拘束されたイヴィーは、過酷な環境の中で、あることに気付くのだが・・・。

◆ ◆ ◆


奇妙な仮面と、ナタリー・ポートマンが丸刈りになってしまうシーンが印象的な作品で、同名コミックの映画化です。物語の設定はかなり改変されているようですが、根底のテーマは踏襲しているそうな。

アクション要素もあるスリラーとして、楽しめる作品です。しかし、それ以上に興味を惹いたのは、独裁政治や警察国家へのアンチテーゼというメッセージ。
自分の政治的関心と重なるからかも知れませんが、すんなり受け容れられるような気がしました。

一番印象に残ったのは、やっぱりクライマックスのラストシーン。議事堂に集まった市民たちがあの衣装を脱ぎ捨てる場面です。圧政からの解放を見事に象徴するシーンでした。
そこに至るまでのストーリーも破綻無く良い感じで流れていったような気がしますし。

最後の最後まで謎の仮面は脱がされることなく、その素顔を明かさなかったのは正解でしょうね。
それにしても、エンドロールでV役がヒューゴ・ウィービングだと知って驚きました。最後まで顔出しなしですもん。
ナタリーの丸刈りといいヒューゴといい、ビッグネームには酷な作品です。
一番良い役は、もしかしたらフィンチ警視かも。

■満足度: ★★★★☆
■鑑賞日: 2006.4.22
■映画館: 広島バルト11(11)
posted by ばりさく at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | スクリーン2006
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