2006年04月09日

ナルニア国物語 第一章 ライオンと魔女

▼監督: アンドリュー・アダムソン
▼出演: ウィリアム・モーズリー、アナ・ポップルウェル、スキャンダー・ケインズ、ジョージー・ヘンリー、ティルダ・スウィントン、リーアム・ニーソン(声) 他
▼英題: The Chronicles of Narnia: The Lion, The Witch and The Wardrobe
▼公式サイト: http://www.disney.co.jp/narnia/

ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシー・・・戦争中のイギリス・ロンドンに住むペベンシー家の兄妹は、空襲から逃れるために人里離れたカーク教授の屋敷に疎開することになった。
大きな屋敷で新しい生活がスタート。親元を離れたショックからなんとか立ち直った兄妹は「かくれんぼ」を始めた。

末っ子のルーシーは、隠れ場所を求めて一つの部屋に入った。そこにはシーツに覆われた大きな古めかしい洋服箪笥が一つあるだけ。
好奇心旺盛な彼女はシーツをはぎ取り、箪笥を開けて中に入ると、沢山の毛皮のコートをかき分けながら奥へと進んでいった。
すると、いつしかルーシーは真っ白な雪に覆われた、暗い森の中に佇んでいた。

そこで彼女は、半人半獣の姿をしたタムナスと出会う。彼に自宅に招かれ、楽しいひとときを過ごすが、タムナスは人間であるルーシーを、この地を支配する白い魔女に差しだそうとしていた。
しかし、ルーシーと接することで考えを改めた彼は、無事に彼女を元の世界へ帰すことにする。しかし、人間がこの地に足を踏み入れたことで、事態は急激に動き始めていた。

「ナルニア」と呼ばれる不思議な国では、白い魔女によって100年もの永きにわたって春が訪れず、雪と氷に閉ざされてしまっていた。この地に再び春を呼ぶためには、偉大なる王アスランの帰還とともに、一つの予言の成就が必要であった。
二人のアダムの息子と、二人のイブの娘がこの世界に平和をもたらす・・・その言葉の意味を、ペベンシー兄妹はまだ知らない。

そんな中、兄と喧嘩したエドマンドもこの地を訪れる。そして白い魔女と出会い、魅了されてしまった・・・。

◆ ◆ ◆

指輪物語やゲド戦記と並んで、世界三大ファンタジーと呼ばれている物語の映画化です。と言っても読んだこと無いので、詳しいことは何一つ知らないんですけどね。
それでもライオン(=アスラン)のポスターや予告編を見て、ディズニーが制作するとなれば、期待が膨らむというものです。

さて、たくさんのファンタジー系キャラクターが出演する作品なので、視覚効果を使った描き方に注目していました。しかし、アスラン以外のキャラクターがほとんど印象に残らなかったんです。
ケンタウロスやフォーン(サテュロス?)、ミノタウロスやサイクロプスなどの魅力的なクリーチャー満載だったんですけど、じっくり見る機会がなかったからかな。
歩き方やしゃべり方、筋肉の動きまで堪能できたアスランは、他のクリーチャーと違って観客も実物を見慣れているので、作り手も力を入れたんでしょうか。

もう一つ期待していたクライマックスの合戦シーンですが、こちらは全然迫力が足りなくて残念でした。両軍が対峙するところまではドキドキしたんですけど、繰り出される戦術もたいしたこと無いし、主人公たちがとくに活躍するわけでもありません。
しかも終わり方にも工夫が無く、幕引きも唐突な感じが否めませんでした。

かといってストーリーに重厚感があるのかと言えばこれにも失望。もともとディズニー制作と言うことで、年少者向けの脚色なのかも知れませんが、盛り上がりに欠けるし展開が単純で面白くないです。
主人公たちが戸惑いながらも成長し、救世主への道を進んでいくシークエンスをもっと重点的に描ければ良かったですね。

出演者たちもどうにも存在感が無くてガッカリでしたが、魔女役のティルダ・スウィントンだけは印象に残りました。中性的で冷たい表情がピッタリの女優さんですね。
それにしても、あの魔法のお菓子ってあんまり美味しそうには見えないです。

■満足度: ★★☆☆☆
■鑑賞日: 2006.4.8
■映画館: 広島バルト11(4)
posted by ばりさく at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | スクリーン2006
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